計画的にクラスTシャツを作るための押さえておきたいこと

今、クラスメイトとおそろいのデザインで作る「クラスTシャツ」が高校生や中学生を中心に流行っています!
クラスTシャツとは、体育祭や球技大会・文化祭などの学校行事や卒業祝いなどを目的に作るTシャツのことです。部活やサークルなどで着るようなユニフォームと同じで、デザインを揃えて制作するクラスTシャツは、クラスの特徴を捉えた個性豊かなものや、カラフルでどこから見ても目立つものなど、アイデア次第で自由自在にアレンジできます。

さて、数ヶ月後に控えた体育祭に向けてクラスの実行委員に選ばれたという方は、「クラスTシャツを作ると決まったけど、何から始めたらいいのか分からない・・・」という方も多いのではないでしょうか。
いざという時に焦ることがないように、クラスTシャツ制作の準備は早いに越したことはありません。

そこで今回は、計画的にクラスTシャツを作るために抑えておきたいことを色々と紹介します。

【業者選び】クラスTシャツ制作をどこに依頼するか決めよう!

クラスTシャツ,クラT

最近は、業者のWebサイトから簡単にクラスTシャツを注文できる時代になりました。とはいえ、クラスTシャツ制作の実行委員になったら意外とやらなければならないことがたくさんあって、どこから手を付けたら良いのかわからないものです。
そこでまずは、クラスTシャツを制作する前に「クラスTシャツ制作をどこに依頼する?」ということを決めておきます。

ネット検索をすると、クラスTシャツを制作する業者の情報がたくさん掲載されているので、複数の専門店を比較して、自分たちの希望に合ったクラスTシャツを作ってくれそうな「頼れるお店」に色々と相談しましょう。
クラスTシャツ制作の専門店によって、制作にかかる費用や期間、制作の流れなどが大きく異なるので、あらかじめクラスTシャツ制作にかけられる予算や期間などを決めた上で業者を比較検討してから選ぶのがおすすめです。

【Tシャツの素材選び】アイテム素材を確認しよう!

クラスTシャツ,クラT

クラスTシャツ制作を依頼する業者が決まったら、次に「Tシャツの素材選び」をしましょう。
クラスTシャツ制作の専門店によっては、お客様から希望があればアイテムサンプルを無料で貸出をしているお店もあります。返却送料はお客様負担となりますが、ウェブサイトやカタログだけではわからない素材感を実際にサンプルで確認した上で選ぶことができるので大変便利です。

クラスTシャツの生地は、着心地が良い柔らかいもの・軽やかなもの・軽量化されたもの・運動にぴったりな大人気のドライ素材など、さまざまな生地が用意されています。
体育祭や球技大会などで使用するためのクラスTシャツなら、運動で汗をかいたあとも過ごしやすい速乾性の素材が良いですし、屋外で過ごす時間が多い場合は日差しも怖くない長袖のポロシャツがおすすめです。

着心地が悪いとパフォーマンスにも影響してくるので、クラスTシャツを作るときはデザインだけでなく素材にも強いこだわりを持って選んだほうがクラスメイトも喜んでくれるはずです。

【デザイン】素材が決まったらクラスTシャツのデザインを考えよう!

クラスTシャツ,クラT

クラスTシャツを作る上で欠かせない素材選びが完了したら、次に「デザイン」を考えます。 クラスTシャツに印刷するデザインは、クラスの中で絵の上手い人に頼んでも良いですし、クラス全員でアイデアを出しあって、投票で好きなものを1つ選ぶというのもおすすめです。
最近は、デザインだけでなく印刷する文字を工夫して個性的なクラスTシャツにするといったスタイルも人気があります。

絵を描くのが苦手、デザインを一から製作している余裕がない、といったときはクラスTシャツ制作の専門店で公開している「デザインサンプル集」を参考にデザインを決めるのもおすすめです。 お店が用意している無料のデザインサンプル集を活用すれば、オリジナルでデザインを考えるのが難しいという方も簡単に世界でひとつだけのクラスTシャツを作ることができます。

数千種類というデザインサンプル集を公開しているお店もあり、おしゃれでかわいい様々なパロディデザインのクラスTシャツの人気が高まっています。おしゃれでかわいいクラスTシャツを作ることができれば、学校行事が終わったあとにも普段着として部屋着として長く使ってもらえるので、クラスメイトと相談を重ねながら「これだ!」というデザインを考えてみてください。

【見積もり】クラスTシャツ作成の費用がいくらかかるか確認しよう!

クラスTシャツ,クラT

クラスTシャツを依頼する業者や、クラスTシャツの素材やデザインが決まったら、早速「見積もり」を取り寄せましょう。
クラスTシャツの見積もりを無料としているところが多いので、複数のお店で選びかねているときは見積もり内容を確認した上で、最終的に制作を依頼する業者を選んだ方が良いでしょう。

見積もりの依頼は、電話やメールの他、問い合わせフォームで行います。クラスTシャツ制作の専門店の中には、ウェブサイト上にある「かんたん見積もり」からプリント代を含む概算がすぐに分かるシステムを採用しているところもあります。
掲載されているアイテムから好きな商品を選び、作成予定枚数を入れて進むだけで1枚あたりの単価を調べることができます。

クラスTシャツの魅力は、作成枚数が多くなればなるほど1枚あたりの単価が安くなるということです。10枚注文するのと、100枚注文するのでは、1枚あたりの単価が500円以上も異なる場合も珍しくありません。
お店によっては、デザインは違えども同じ学校の複数のクラスから同時に注文した場合も同じように枚数に応じて1枚あたりの単価が安くなるといったところもあります。

正式な見積もりを依頼するときは、Tシャツの種類やサイズ・カラー・デザイン・制作予定枚数などについて入力します。クラスTシャツの見積書を受けとったときは、基本料金に含まれる内容をよく確認してください。
基本料金がアイテム代やインク代、デザイン代、消費税、送料まで全てコミコミ価格になっている見積書は、だれが見てもわかりやすいため安心感があります。

基本料金は1版プリント代(版代込)となっているため、版の数が増えるだけで基本料金に追加料金がかかります。ウェアプリントの場合、版を使ってTシャツにプリントをするため、1つの場所・1色のプリントをする場合は1つの版でOkです。
ただし、1つの場所に1色以上のプリントをする場合はさらに版が必要となるため、基本料金にプラスされる版代が上乗せされます。

このように、クラスTシャツの料金計算方法はどういったデザインで、いくつ色を使うのかによって料金が変動するので、あらかじめデザインを決めた上で必ず見積もりをとることが大切です。

【注文】デザインを入稿して注文~完成!

クラスTシャツ,クラT

見積もりの内容をしっかり確認したら、いよいよデザインを入稿して正式に注文をします!
お店によってデザインの入稿方法は異なりますが、ウェブサイトから注文オーダーシートと原稿用紙をダウンロードし、必要事項を記入した上でFAXにて送信します。デザインを細かく指定する際は、メールでデザインを送ったほうがお店も確認しやすいためおすすめです。

デザインを入稿して最終的な確認作業でOKとなったら、ついにTシャツでの印刷作業に入ります。これ以降はキャンセルや変更ができないので、デザイン確認は念入りに行うようにしましょう。
できるだけ早く届けて欲しいというときは、特急サービスなどを利用することで注文した日の翌日にクラスTシャツを手元に届けてもらうことも可能です。

見積もりを依頼して見積書が届き、デザインを入稿して印刷をし、商品が手元に届くまで時間に余裕を持ちたいという方であれば、できるだけ早い段階で準備を始めて、信頼できるお店にクラスTシャツ制作をお願いするのがおすすめです!!